【和紙の出来るまで】其の6

「塵取り」
第6回

塵取り

灰汁抜き・漂白工程を終えた原料は、清水の中のざるの上に一本ずつ浮上させ、指先で丁寧に塵(繊維の損傷部分や汚物)を取り除くが、高級紙は何回も数人の目で塵取りを繰り返して精選する。
昔は川べりの小屋(川小屋)で、今は室内で作業しているが、その精選度は紙の品位と深い関係がある。
この後布袋に入れて水中で揉み洗い、澱粉質などの不純物を完全に流しさる作業(紙だし、さぶりがけ)をするところもあるが、これは紙料の純度をさらに高めて、良紙を作るためである。
叉近年は省力化のため、ミツマタやガンピにはスクリーンと称する除塵機を用いることがある。

tiritori1 tiritori2

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です