平面作品との保存と修復 東洋絵画  其ノ三

平成17年4月1日にかねてからの念願柄ありました法人化、有限責任中間法人が成立しました。

これは、連盟ないだけでなく広く公的に装潢技術の理念を示すものです。

その一方で、社会的な責任を果たす意味も込めて、修理技術者の資格制度をスタートさせました。上位資格者である技術長、主任技師になるためには、外部委員会による試験をクリアしなくてはなりません。外部委員会は文化財修理にかかわる書く分野の専門家から後世され、技術者には筆記試験、実技、口頭試問などが課せられます。5年目を迎えた現在(2009)技師長が8名、主任技師が25名が資格者として登録されています。

このような制度や事業により、現場の体制も旧来の書く工房におけるいわゆる徒弟制度的な上下関係から、工房内の枠を超えたももに拡大しつつあります。連盟では九州国立博物館に九州支部、京都国立博物館内に関西支部の工房を設けて、加盟工房から派遣された技術者が共同事業に携わっています。

参考文献 文化財の保存と修復より

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA