【世界遺産と国宝と重要文化財の違いとは】

一括りにしてしまいがちですが、当然ながら明らかに線引がされています。

この線引で、補助金がなどが国からなのか、地方団体なのか、両方からなのかが、変わってきます。

国宝・・・重要文化財の中でも価値が高いもの

重要文化財・・・後世に伝えるために法律によって保護した国民的、芸術性価値のある国民の財産。文化財保護法によると、文化財を「有形文化財」「無形文化財」「民俗文化財」「記念物」及び「伝統的建造物群」と定義し、これらの文化財のうち,重要なものを重要文化財として国が指定選定し、重点的な保護の対象とするそうです。

主に都道府県が中心となり文化財の調査が行われます。その調査報告書が国に提出され、審議会にかけられ決定します。

国宝は有形文化財で特に価値の高いものについて指定されます。国(文部大臣指定)で認可されます。

(教えてgooより)http://oshiete.goo.ne.jp/qa/500569.html

国宝(こくほう、英語:National treasures)とは日本の文化財保護法によって国が指定した有形文化財(重要文化財)のうち、世界文化の見地から価値の高いものでたぐいない国民の宝たるものであるとして国(文部科学大臣)が指定したものである(文化財保護法第27条第2項)。建造物・絵画・彫刻・工芸品・書跡・典籍・古文書・考古資料・歴史資料などが指定されている。法的には、国宝は重要文化財の一種である。

重要文化財(じゅうようぶんかざい)とは日本に所在する建造物、美術工芸品等の有形文化財のうち、文化史的・学術的に特に重要なものとして文化財保護法に基づき日本国政府(文部科学大臣)が指定した文化財を指す。重文(じゅうぶん)と略称されることが多い。
地方公共団体(都道府県、市町村)がそれぞれの文化財保護条例に基いて指定する有形文化財についても「県指定重要文化財」「市指定重要文化財」等と呼称される場合があるが、単に「重要文化財」という場合は通例国が指定した有形文化財のことを指す。

(知恵袋より)http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1119930186

ウイキペデリアより抜粋

「重要文化財」
日本にある建造物、美術品等の有形文化財のうち、歴史的・学術的に特に重要なものを日本国政府(文部科学大臣)が文化財保護法に基づいて指定したもの。
建造物-2,367件4,363棟
美術工芸品-10,388件
絵画-1,969件
彫刻-2,647件
工芸品-2,423件
書跡・典籍-1,876件
古文書-734件
考古資料-578件
歴史資料-161件

「国宝」
重要文化財の中でもとくに世界文化の観点から価値が高く、他に類を見ないとみなされた文化財を、「国民の宝」として日本国政府(文部科学大臣)が指定したもの。
建造物 215件(263棟)
美術工芸品 866件(以下内訳)
絵画 158件
彫刻 126件
工芸品 252件
書跡・典籍 223件
古文書 60件
考古資料 44件
歴史資料 3件

「世界遺産」
世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約(世界遺産条約)に基づいて、世界遺産リストに登録された遺跡・景観・自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」をもつ不動産。
ユネスコの世界遺産センターが判定し、世界遺産会議で審議・認可される。
日本の世界遺産は
文化遺産 [編集]
1.法隆寺地域の仏教建造物 – (1993年12月)
2.姫路城 – (1993年12月)
3.古都京都の文化財 – (1994年12月)
4.白川郷・五箇山の合掌造り集落 – (1995年12月)
5.原爆ドーム – (1996年12月)
6.厳島神社 – (1996年12月)
7.古都奈良の文化財 – (1998年12月)
8.日光の社寺 – (1999年12月)
9.琉球王国のグスク及び関連遺産群 – (2000年12月)
10.紀伊山地の霊場と参詣道 – (2004年7月)
11.石見銀山遺跡とその文化的景観 – (2007年6月)
自然遺産 [編集]
1.屋久島 – (1993年12月)
2.白神山地 – (1993年12月)
3.知床 – (2005年7月)

となっています。(ウィキペディアから抜粋)

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